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本文 七段目 祇園一力茶屋の場
仮名手本忠臣蔵の中でもっとも華やかな一幕です。
まず、幕が開いてもと塩冶の家臣赤垣源蔵(澤村由次郎)富森助右衛門(大谷桂三)矢間重太郎(市川男女蔵)がやってきて由良之助に仇討ちの本心があるかどうか確かめようとします。
祇園一力茶屋の仲居、太鼓持ちらと目隠し鬼をして遊びほうけている大星由良之助の出、團十郎さんの酔っぱらった演技がなかなか見事でした。
三人が由良之助の鎌倉行きを進めますが、由良之助は冗談ではぐらかすばかり。
怒った三人は由良之助を切ってしまおうとしますが、三人に付き添ってきた足軽の寺岡平右衛門(中村橋之助)に諫められてひとまず引っ込みます。
平右衛門は仇討ちの一味に加わりたいのですが身分が低いためなかなか一味に入れないと思い由良之助に直談判をしますが、由良之助は仇討ちなどつまらないと取り合ってはくれません。
酔いを覚ますため寝ている由良之助に、平右衛門はおのれが仇討ちの一味に加わりたいという願書を提出しますが、そのたびに寝ている由良之助に願書を扇子で払われて相手にされず、仕方なく奥へと入っていきます。ここでの橋之助さんのきびきびした平右衛門の演技、好感持てました。
寝ている由良之助の元へ由良之助の息子の大星力弥(坂東新悟)が顔世御前の密書を届けに来ます。
密書を受け取るときの團十郎さんの凄みったらありません。さきほどの酔っぱらってコミカルな演技と打って変わって対比がおもしろかったです。
由良之助が密書を読もうとすると敵方に裏切った塩谷家元家老の斧九太夫が酒を勧めます。ここで明日は主君の祥月命日なので精進潔斎しなければならないのですが、ここで九太夫は生臭物として蛸を由良之助に進めます。由良之助の亡君への忠誠心を試すためです。
しかし、由良之助は何事もなかったかのように蛸を食べてしまいました。由良之助が奥に入ってから同じく裏切り者の鷺坂伴内(片岡亀蔵、この通し狂言、鷺坂伴内はすべて、亀蔵さんがやっておりました)でて九太夫と一緒に由良之助の刀を改めます。由良之助に仇討ちの本心があれば刀は研ぎ澄まされているはずだと言うことです。が改めた刀はさび付いていたのでした。
以後、次回へ
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著者紹介

氏名 三好リーチ
生年月日 1960年1月14日
住所 愛知県在住
趣味 歌舞伎鑑賞 音楽鑑賞 ドライブ ギター
歌舞伎鑑賞歴 9才の時知人の日本舞踊発表会の「藤娘」を見て日本舞踊に目覚める 小学校5年の時テレビで当時の中村勘三郎、勘九郎親子の連獅子をみて歌舞伎のとりこになる。 13才の時、はじめて生で歌舞伎を観る。 18才ではじめて歌舞伎座で本物の歌舞伎を鑑賞する。 以来地元の御園座を中心に歌舞伎座や松竹座へ遠征を繰り返す。 以来、40年来の歌舞伎ファン。
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しかし、由良之助は何事もなかったかのように蛸を食べてしまいました。由良之助が奥に入ってから同じく裏切り者の鷺坂伴内(片岡亀蔵、この通し狂言、鷺坂伴内はすべて、亀蔵さんがやっておりました)でて九太夫と一緒に由良之助の刀を改めます。由良之助に仇討ちの本心があれば刀は研ぎ澄まされているはずだと言うことです。が改めた刀はさび付いていたのでした。
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著者紹介
氏名 三好リーチ
生年月日 1960年1月14日
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趣味 歌舞伎鑑賞 音楽鑑賞 ドライブ ギター
歌舞伎鑑賞歴 9才の時知人の日本舞踊発表会の「藤娘」を見て日本舞踊に目覚める 小学校5年の時テレビで当時の中村勘三郎、勘九郎親子の連獅子をみて歌舞伎のとりこになる。 13才の時、はじめて生で歌舞伎を観る。 18才ではじめて歌舞伎座で本物の歌舞伎を鑑賞する。 以来地元の御園座を中心に歌舞伎座や松竹座へ遠征を繰り返す。 以来、40年来の歌舞伎ファン。